ビリヤードの試合は、公式戦からビリヤード場ごとに開催されるハウストーナメントまでさまざまな種類があります。
競技として楽しんでいる人だけではなく、習い事や趣味としてビリヤードを楽しむ人にとっても、アマチュアの試合は自分の実力を知るための貴重な機会です。
その数多くある試合の中でも「日本アマチュアポケットビリヤード連盟(JAPA)」が主催する公式戦は、アマチュアで活躍する人にとっては特別なものです。
JAPAは、JOCの承認団体で日本国内のビリヤード・スポーツを総括している「日本ビリヤード協会(NBA)」にも正式に団体加盟しており、その知名度はとても高い!
そのためJAPAが主催する公式戦は、毎年タイトル獲得を目指して多くのプレイヤーが参加しています。
ビリヤードの7大タイトル
ビリヤードにはアマチュア対象の7大タイトルと呼ばれる有名なタイトル戦があります。
それが
- 名人戦
- 球聖戦/女流聖球戦
- マスターズ
- 全日本アマチュアポケットビリヤード選手権大会
- 全日本アマチュアナインボール選手権大会
- 全日本都道府県対抗ポケットビリヤード選手権大会
です。
アマチュア七大タイトルってありますが、
名人戦
球聖戦
女流聖球戦
マスターズ
全日本アマチュアポケットビリヤード大会
全日本都道府県対抗ポケットビリヤード選手権大会あと一つはなに??探しているといろんな名前がでてくる・・・
— Kazue@撞球女子 (@billiards201702) 2018年11月8日
名人戦
毎年6月後半ごろからクラス別に開催される大会。
順位によって段位の認定があります。取得した段位は永久段位になります。
- 十段 名人位
- 九段 1位・2位
- 八段 3位・4位
- 七段 5〜8位
- 六段 9位〜12位
- 五段 13位〜16位
- 四段 17位〜20位
- 三段 21位〜28位
- 二段 29位〜36位
- 初段 37位〜B級敗退者
球聖戦/女流聖球戦
球聖戦/女流聖球戦とは、前年の優勝者である“現球聖”に今大会で勝ち抜いてきた挑戦者が対戦する形式です。
マスターズ
国内アマチュアの全国大会のひとつで、各都道府県から代表1名とシード選手(前年度優勝者、JAPA主催大会の優勝者など)が集まって日本一を競う大会。
2000年に創設され、第1回、第2回大会を西嶋大策選手(現JPBA)が連覇した。
2011年からテンボールで開催。これにともない大会名称をそれまでの『ナインボールマスターズ』から『マスターズ』に変更。
引用:ビリヲカ
全日本アマチュアポケットビリヤード選手権大会
昭和28年に始まった、国内のポケット界に現存するトーナメント(全国大会)で日本最古の歴史を有するアマチュアの大会。A級、B級、女子級の3部門があり、いずれもローテーションのコールショットで行われる。(2008年現在、A級180点、B級および女子級が120点先取)
2006年より手狭となったKBSホール(京都市)から名古屋(2007年以降は名東スポーツセンター)へ舞台を移し、設置テーブル数を増やして進行の時間短縮も。
過去に『内閣総理大臣杯』の冠がついていたことから一部に『内閣』と呼ぶ人もいるが、この冠を外して以降は『チャリティ』という略称が浸透している。
2007年よりチャリティの冠もはずしたので、これも通称に。現在は『アマローテ』『全日本アマ』『アマチュア(アマ)選手権』等の略称も。
2017年からA級の部で文部科学大臣賞が付与されることとなり、翌2018年には女子級にも同賞が与えられることに。
男子(A級)ではアマチュアポケット界7大タイトルの1つ、女子級は全国アマチュアビリヤード都道府県選手権大会、アマナイン、女流球聖戦とならぶ4大タイトルとして数えられる。
引用:ビリヲカ
全日本アマチュアナインボール選手権大会
アマチュアのビッグタイトルのひとつで、春にアルカイックホールで本戦が行われる大会。A級、B級、L級の3クラスに分かれて、いずれもシングルイリミネーションのナインボールで行われる。
アマナインの通称で憧れのタイトルのひとつとして広く知られている。
1976年に始まったとされ、日本で最古のナインボール種目の公式戦といわれる。女子級の部は1999年にスタートした。
平成24年現在9ゲーム(B級=7、L級=6)先取で行われている。
引用:ビリヲカ
全日本都道府県対抗ポケットビリヤード選手権大会
JAPAが主催し、同連盟の各都道府県の支部(クラブ)から5名ずつ代表を出して日本一を競う、国内で唯一の団体公式戦。
平成23年より登録数が30名を超える県は2チームのエントリーが認められた。
120点先取のローテーション(コールショット)で行われ、4組に分かれてラウンドロビンで予選をした後に各組1チームが準決勝に進むことができる。準決勝以降はシングルイリミネーションとなり、一発勝負の短期戦に場内が沸く。独特の緊張感と連帯感から、参加者からは人気の高い大会のひとつと言える。
平成15年から和歌山市の『ビッグホエール』特設会場を使用。旧称から『都市対抗』と呼ぶ人も少なくない。
発祥は京都と大阪の有志で始めた『京阪対抗』と言われ、後に他の参加チームを迎えて『都市対抗』となったところから第1回大会となり(昭和39年)、第11回大会から『都道府県対抗』へと発展した。第11回大会の参加は14都府県であった。
引用:ビリヲカ
まとめ
この7大タイトル戦以外にも、日本国内では大小さまざまな規模の試合が開催されています。
この7大タイトルは、ガチ勢であるアマチュア選手にとってとても重要な大会。
タイトルを獲得することで、競技者としての実力を示すこともできますし、モチベーションアップにも繋がるでしょう。
とはいえ、七大タイトルはアマチュア界のトップレベルが集まる大会。ビリヤードを趣味として楽しむエンジョイ勢の方や、まだ経験や実力が浅い方には遠い大会ですよね。
ビリヤードは、毎月小さなトーナメントが開催されています。すけどんで確認すると、初級者向けから上級者向けまで幅広くイベント情報を得ることができるので利用してみるのはいかがでしょうか。