ビリヤードにも守らなければならないルールやマナーが存在します。今回は、ビリヤード場で守らなければならない基本的なマナーについて説明します。(お店によって独自のマナーが存在することもあります)
ボールは丁寧に扱いましょう

ボールは丁寧にテーブルの上に乗せましょう!高い所から落としたり、テーブルの外に飛び出してしまわないように気をつけましょう。(キュー以外のものでボールを撞くのもNGです)
テーブルに飲食物を乗せてはいけません
ビリヤードをするためのテーブルです。飲み物や食べ物を置いてテーブル変わりにしてはいけません。ビリヤードのテーブルには、ラシャと呼ばれる布が敷かれています。このラシャのコンディション一つでプレイに影響がでます。汚してしまったことで、交換しなければならなくなることもあります。その場合、ラシャ交換代 数万円を弁償することになります。
テーブルの上に座ったり寄りかかってはいけません
テーブルの上に座ったり寄りかかってはいけません。ビリヤードのテーブルは水平に保たれていることがポイント。必要以上の負荷がかかってしまうと傾いてしまうかもしれません。(所説あり)
プレイ中に手が届かない距離のばあいに身体を乗せることがありますが、その場合も左右どちらかの足が地についている必要があります。地面から足が離れてしまっている状態はNGです。
くわえたばこをしてビリヤードをプレイしてはいけません

※写真はくわえたばこのイメージであり、火をつけておりません。
マッセをしてはいけません
キューをテーブルに対して垂直に立てて、上から下へ撞くショットのこと。トリックショットなどで目にすることがある技法です。とても難易度が高くラシャを痛めてしまう可能性が極めて高いです。ほとんどのビリヤード場で禁止されています。素人がする技ではありませんし、通常のプレイで必要になることはそうそうありません。
ラシャを破いてしまった場合は故意であろうがなかろうが弁償になり、最悪出入り禁止になります。ご注意ください。
マッセ
通常のショットでは起こせないアクションを手球にさせることを目的として、キューを垂直(に近い)角度に立てて、手球を上から撞き下ろす特殊なショット、技法。 最初に弾き出されたボールがスピン回転方向へと鋭いカーブを描くのが一般的。
ビリヲカ
初心者はジャンプをしてはいけません
マッセと同様にラシャを痛めてしまったり、へこんでしまう可能性があるため初心者のジャンプは禁止です。ジャンプをしなくても、クッションを使えばできることも多々あります。どうしてもジャンプをしたいならば、まずは基本的な技術を身につけてからにしましょう。
周囲に注意し譲り合ってプレイしましょう

ビリヤードのテーブルとテーブルの間(台間)は多くの場合1人が立つスペース分しかあいていません。プレイに集中していると気がつかないことがありますが、お互いゆずりあって利用しましょう。
基本的には、先に入っている人が優先です。終わったら入りましょう。もし相手が気がつかずに立っていたり、その場で他の人のプレイをみていたりということがあれば一言「すみません」と声をかければよけてくれます。
キュー(球をつく棒)を杖がわりにしてはいけません
キューに負荷がかかって歪んでしまったり、折れてしまう可能性があります。体重をかけてはいけません。
キューを床に打ち付けてはいけません

キューで床をドンドンと叩くのはやめましょう。キューのお尻、床に下側の部分はちょっとした衝撃で割れてしまうことがあります。大切に使いましょう。
キューを分解して叩いてはいけません
キューは野球観戦用の応援バットではありません。
分解してバットとシャフトで叩いて音をだすのはやめましょう。
モデル/栄美津子 YOMA
カメラマン/まるやゆういち
撮影地/BAGUS
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