最近、球の取り切り方を考えているKazueです。
私が実践している3個の球を取り切る練習方法について紹介します。
ゴースト
ゴーストは、1人練習方法ですが実際に対戦相手(ゴースト)がいるという想定で行います。
球を取り切れたら自分に1セット、球を取り切れなかったらゴーストに1セットです。
私が今行っているのは3個取りきりの練習ですので、的球を3個ポケットに入れるという想定で、3先で行います。(Cクラスは3先、Bクラスなら5先)
※3先とは、3セット先取した方が勝ちのこと
ゴーストをやるメリット
・組み立てる力がつく
・手球の動きについて考えるようになる
1個はずしたらゴーストに1セット取得されてしまいます。勝つためには取り切るしかありません。だから、どの的球であれば3個取り切れるのか、どの位置に手球を出すのかと考えなければならないのでビリヤード脳を鍛えることができます。
ルール
・9ボールと基本は同じで、数字の若い順番にボールをポケットに入れます。
・手球フリーからのスタート(ブレイク後、手球を好きな位置に移動する
・9番が一番最後
手順
・9番を含む的球6個でラックを組む(9番が入っていれば他は1~8の何番でも構わない)
・ブレイクをする
・ブレイク後、3個取り切れるという球を2つ選ぶ(9番は必須)
・選んだ球以外はテーブル上からかたずける
・手球はフリーボール、3個取り切れる位置に置きゲームスタート
3個取り切れなかった場合
ゴーストに1セット
3個取り切れた場合
自分に1セット
よくある3個のボールをブレイクする練習
しばしば的球3個をブレイクして取り切るという練習方法を聞きます。
3個の球をブレイクするので、順番も決まっているわけですし、出し方も決まってくるのでゴーストよりも断然レベルが高いです。
ゴーストはブレイク後の的球から取り切れる配置を選ぶので難易度は下がりますが、どの的球なら入れられるか、どのように出すのかとビリヤード脳を鍛えることができます。
3個の的球をブレイクして取り切る練習をするならば、難易度を下げて考え方も一緒に学べるゴーストから始めてみることをお勧めします。
的球の数で難易度を調整できる
今回紹介したゴーストは、私が実際に練習している3個取りきりのための練習方法です。
実力が付いたら、落とす的球を4個、5個と増やしていくとよいのではないかと思います。目安となる勝率は凡そ5割~6割くらいでしょう。
Cクラスでしたら3セットマッチ、Bクラスでしたら5セットマッチという形にします。
参考:ゴーストをされているという話をどこかで見た気がするのですが
まずは勝ち負けではなく取り方が正しいのかの検証を
ボウラードもそうですけれど、点数に執着してしまい肝心のビリヤード脳が鍛えられていないということはありませんか。
まずは勝ち負けではなく、適切なボールを選択できたのか、取り方はどうであったのか、毎回振り返る習慣をつけましょう。
ポイントは、毎回写真を撮ることです。
ブレイク後の配置、3個を選択したあとの配置、そしてどのように出したのか。成功したら成功した理由を、外した時には外した理由を考えることがポイントです。
メモを取るとちょっと面倒くさいので、写真や動画で残しておくと振り返るのに便利ですよ。