以前からペアマッチ形式の試合はあったようですが、ここ最近は特にビリヤードでペアマッチ形式のイベントや試合が増えています。
もしかすると、このブログを読んでいるあなたも、友人やカップルなどで参加されたことがあるのかもしれませんね。
私がペアマッチを通して感じたこと、また友人たちと話した内容をもとにまとめてみました。これからペアマッチのイベントに参加してみたいなと考えている方の参考になれば幸いです。
誰とビリヤードをするかが大事
これは、私が一番感じたことです。ビリヤードの上手い下手ではありません。
あなたが誰とビリヤードをしたいか。
これが何よりも一番大事です。
もしあなたがいろいろな人に声をかけられて困っているならば、誰とビリヤードをしたいかを一番優先に考えてみてください。
ペアの相手とのレベル差って関係あるの?
ペアマッチには、必ずスキルの目安があります。イベントにもよりますが、クラス単位でハンデをふるものと、JPAで利用しているSLというクラスを目安にするものがあります。
ルール内であれば、A+C、B+C、Cクラスなどスキル差があってもペアを組むことができます。またチームの合計スキルによって、ハンデが振られたりします。
※細かい条件などは、各イベント・トーナメントのルールを確認ください。
私はビリヤードをはじめたばかりの頃に言われました
「下手な人とビリヤードをしても何も得るものはない。下手な人は上手い人とビリヤードをすると得るものが大きい。上手い人には何のメリットもないのだから何を言われても全て受け止めて感謝しろ。」
そんなこと言われて、テンションが下がった記憶があります。
でも実際にはそんなことはありません。
自分よりも下位の人とペアを組んでビリヤードをすると、相手が撞きやすい位置に球をだしたり、どこを狙えばいいのかなどどアドバイスをする機会も多い。
自分の知識や考えを言語化しなければならないから、難しいしとても学びになる。
下位の人はアドバイスをもらえるし、(私の場合ですが)なるべく最大限のパフォーマンスを発揮させようと必死になります。知らないことを知ったり、見たりする経験にも繋がるので良し。
もちろん同じCクラス同士でペアを組んでも構いません。一緒に相談しながらビリヤードをするのも楽しいですよ!
友達であってもビリヤードの相性がある
しばしばペアマッチのイベントやトーナメントに参加しているのですが、たとえ友達であってもビリヤードの相性があります。
ビリヤードに対する考え方だったり、正確であったり。ビリヤードを抜けば問題ないけれど、ペアマッチとなると・・・ということがあります。
例えば、私はペアマッチの試合で相方のイライラを全身で浴びたことがあります。いろいろな条件が重なって上手くいかなかったとき、キツイ言葉を投げつけられた時、私は笑ってやりすごしたつもりではいましたが、今でも心にひっかかっています。
もちろん、相手も悪かったなって思っていることも知っているし、私も下手である以上なにも返す言葉はありません。
ただただ、私は失敗しても負けても「次がんばろ」「ドンマイ」って掛け声かけあえる間柄だったらどんなによかっただろうなんて思いました。
単純に、相性が悪かったんですよね。
でも、そういうの抜きでごめんねって笑い合える友達もいます。
ビリヤードの相性って大事。
ペアマッチのミスマッチを減らすために
ペアマッチのミスマッチを減らすためにできることを記載しました。
たいしたことじゃありませんが、なかなか忙しくて難しいと思います。
が、なるべく時間をとってためしてみてくださいね。
- 相撞きを何度かする
- ペアの方と練習の時間をとれるのか確認する
- フラットに話し合える相手かどうか
たったこれだけだけど、意外に難しいのではないでしょうか。仕事や家庭の都合で時間をとりにくいという方もいるかもしれません。
長居付き合いがあれば別ですが、ビリヤードを始めたばかりの初心者さんだと付き合いが長い球友さんは少ないのではないでしょうか。
ペアマッチでも、息を合わせる練習は必要ですし、お互いの信頼関係を築くことも必要。
フラットに話せる関係じゃないと必ず失敗します。
是非、相撞きを通して考え方が自分と近いかどうか確認するようにしてみてくださいね。