ビリヤードを始めてみたけれど、先のことを考えて疑問や不安が湧いてきたりしませんか?
例えば、
1カ月後はどうなってるんだろう?
3カ月後は何ができるようになっているんだろう?
半年後はどのくらいできるようになったんだろう?
という感じ。
知識もないし、どのくらい難しいのかってわからないし、先が見えないと不安。そして、ちゃんと続けられるのかなぁという気持ち。
何の情報もなくゴールを目指すよりも、ウォークラリーのようにチェックポイントに立ち寄りつつゴールを目指す方が歩きやすいですよね。
私もビリヤードを始めたものの、何を目指して歩けばいいのかわからなくて困りながら練習をしてきました。
そこで今回は、
- 私がどのような練習をしてきたのか
- 何に困ったり悩んだりしたのか
- どのような過程を経て初心者を卒業したのか
ということをベースに、6か月間の歩みをまとめました。
これでいいのかな、本当に成長しているのかな、そんな不安を持っているあなたの参考になれば幸いです。
前提条件( kazue のスキル)
人それぞれ能力差や練習時間は異なります。私の情報を記載するので、それを元にしてくださいね。
ビリヤードのスキルは0
全くの未経験者です。0からスタートです。遊びでもビリヤードしたことがありませんでした。だから、『最近、真剣に始めました』みたいな方とは全くレベルが違います。
運動神経は超悪いし、動きも普段からもっさりのそのそしている感じです。
半年間の練習時間は295.5 時間
私の練習時間は、トータル295.5時間。この時間の中で休憩をとったりしているので、もう少し短いとは思う。
10月 | 18 時間(レッスン 5時間) |
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11月 | 36 時間(レッスン 2時間) |
12月 | 44 時間(レッスン 5時間) |
1月 | 50 時間(レッスン 5時間) |
2月 | 40 時間(レッスン 4時間) |
3月 | 61.5 時間(レッスン 4時間) |
習い事なので、週1回教えてもらって、週1回練習できればいいかなぁみたいな感じでした。だから、20時間程度練習出来たらベストな方だなと思っていました。
結果、結構通っていますね…。3月は土日に長時間撞いた日が多かったので多くなりました。
ちなみに、私は会社員してまして、それ以外の時間にライター業などをしています。そんななかで40時間以上時間をとるのはちょっと無謀。
実際、この半年間の間に2回ほどダウンしました。仕事以外なにもされていなければ大丈夫かもしれませんが、ほかにも趣味の時間をとっている方は要注意です。
週1回 プロのレッスンを受講
BAGUSで、渡辺剛史プロ に教えてもらっています。

何で BAGUS なのかというと、
- 行きたいときに予約をすればいい
- どこの店舗でもいい
という理由。
たまたま、体験レッスン受けてみたら、キャンペーンで2回レッスンを受けるとキューもらえたこともその後続けるきっかけとなりました。

相撞きはほとんど無し
元々、1人でできるからビリヤードを始めたので、1人練習は苦でないし、むしろ好き。
一部の人はあるのですが、あまり良い印象がなかったので自分から望んでするということはありません。
仲良くなったビリヤード友達や、顔見知りになって話すようになった方とは時々相撞きします。
成長過程
ざっくり成長過程について書いてみました。もちろんこれは私の経験なので、あくまでも参考程度にお願いいたします。
【2カ月目】押し球・引き球について知る
【3カ月目】9ボールのやり方を知る/ルーティンについて知る/厚みの見方を知る
【4カ月目】ボウラードを知る/わからないことが分かるようになってくる 【5か月目】大抵のことは自分で解決できるようになる
【6か月目】停滞期
ストロークは初めから比較的綺麗だった
理由はわからないけれど、ストロークは初めからそれほど汚くはありませんでした。
過去の動画を見ても、肘も固定されていて、弱弱しいストロークですが、まっすぐでした。
たぶん得意な方なんだと思います。
しっかり撞けるようになったのは2~3カ月目ごろ
弱弱しいショットから、しっかりするようになってきたのは、2カ月目の終わりから3カ月目ごろにかけてだったと思います。
そのころ、プレミア7というビリヤードのイベントがあり、ペアマッチに参加するということを決めていました。その為、少しでも恥をかかないためにまっすぐだけは球入れられるようにしようと思い必死でした。
早く振れるように(強く)ということで腕をおかしくした
ブレイクがきれいにできないため、どうにか早くキューを触れるようになりたいと思い、全身の力を込めて腕を振っていたら、痛くしました。
無理に力を使うと体を壊すのでやめようね。
フォームが固まるまで4カ月くらい
私が悩まずに撞けるようになったなと感じたのは、4か月経過したころから。
それまでは、
- 左手のブリッジ作る
- キュー持つ
- 立ち位置
- 左手をテーブル
- 右手はココ
- 体を倒す
って、1個1個考えながらしていました。
気が付いたら、足元に不安はあるものの、その辺考えなくてもできるようになっていたという感じ。
とはいえ、毎回全く同じか? というと、そうではありません。
立ち位置苦しいなぁとか、脇がしまっちゃってるとか、自分で苦しいポジションにしてしまっていることもあります。
この記事を読む方は、始めたばかりの方やちょと慣れてきた方が多いと思いますのでお伝えします。
違和感を感じたら構えなおせ
これは、ビリヤードをしている方なら誰でもいいます。そして誰もが言われたことがあると思います。
私もそう思う。なのにできないことが多い。
厚みの意味が分かってきたのが5か月目~6か月目
厚みの意味がさっぱり理解できませんでした。よく体で覚えるとかいいますが、体で覚える以前に、
- どこを見るのか?
- どこに向かって撞くのか?
- どちらに球転がるのか?
さっぱりわかりませんでした。なんとなく全体像が見えてきたのが5か月目後半くらい。
私は厚みを見るのが苦手だし得意でないし好きじゃない。
そもそも理解できませんでした。
渡辺プロ、まーくんプロ、内垣プロと教えてもらったこと繰り返して3カ月くらいかかってやっと概要がわかってきた感じ。
というと「そんなこともできないのかよ」と笑う人もいます。
教わらなくてもできる人はいるだろうし、もっと覚えるのが早い人もいると思う。
常々ブログには書いていますが、私は運動音痴だし要領も悪い。これが私の普通です。私はこんな感じのペースで学んでいます。だから、ちょっとできなくても落ち込む必要ありません。
気持ちが落ち込むことがあったら、私のブログを読んで、kazueはまだこんな練習しているのか、と安心してほしい。
だって、みんな良いことは言うけれど、弱い部分って言いたくないよね。
マイキューは4カ月目に購入
マイキューは4カ月目に購入しました。

詳細は上記の記事を読んでいただきたいです。このプレイキューと仲良くなったなと感じるまでに1~3カ月かかりました。ビギナーキューとは超仲良し。
もし、ビリヤードを続けられそうだなと思ったらなマイキューを購入することおすすめします。やっぱり、お店によってキューの状態は違うので、毎回同じキューでプレイをした方が成長は早いように思います。
必ず買い替えるタイミングがあると思うので、最初は5万円台を目安にキュー探しをしてみると良いかもしれません。
値段も手ごろなので、mezz EC-7 はビギナーさんが最初に購入される方がとても多いです。ビギナートーナメントでも見かけます。
続くかも不安だし、5万円は高いな…という場合は、ビギナーキューがあります。

相撞きはあまりしていない
相撞きしなくても、1人で9ボールができるようになりました。だから言いますが、相撞きしなくてもビリヤードは1人でできるようになります。
相撞きしなきゃ云々というのは、ビギナーではなくもう少し技術が上になってからの話です。経験値が必要、相撞きから学ぶところもあります。
私は相撞きはせずほぼ1人練習です。たまぁにビリヤードのオフ会に参加したり、友達と遊んでもらうことがあるくらい。
自分がある程度できるようになるまでは、このまま相撞きはあまりしないと思います。理由はいろいろあるのですが、それはまた別の機会にお話しします。
結論、もし1人練習が好きではないなら、相撞きすればいいし、1人練習が好きならばそれでいいと思います。
ただ一つ言えるのは、1人練習に力をいれるべき時期、相撞きする時間を増やす時期があります。それは、自分自身が一番よくわかると思うので回りがガヤガヤいうことはではありません。
必要な時に必要な練習をすればよいと思います。
プロアマ問わず定期的に見てもらう人は必要
プロアマ問わず、定期的に見ていただく人は必要だと思います。
私自身がそうなのですが、必ず決まった球の外し方をしたり、癖があったりとかするわけです。いつも見てくれている方がいれば、それが分かってくれているのでアドバイスも的確です。
とはいっても、必ずしもレッスンを受けられる環境ではないと思います。レジャーで利用されることが多いビリヤード場では難しいかもしれませんが、人に教えられるだけの実力のある方もいると思うので定期的に見てもらったり、相撞きさせてもらうということはできるのではないかと思います。
例外もありますが、ビリヤード場のオーナーさんはビリヤードが大好きで実力もある方も多いので、一度相談してみるのもいいかもしれません。