様々な人にビリヤードを教わったり、アドバイスをもらうことで混乱した経験はありませんか?
女性のビリヤードプレイヤーと話していたところ、ビリヤード初心者の女性によくある話のようです。
レッスンに通っているけれど、ビリヤード経験者からアドバイスをもらうことが多い方、
レッスンに通っていないけど、ビリヤード経験者にアドバイスをもらっている方
に向けて、
同じインストラクターに教わるメリットについて紹介します。
異なるアドバイスをもらって困っている方の参考にしてくださいね。
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きちんと習得したいならレッスンに通うべし
過去の記事でも何度がおススメしていますが、ビリヤードを(趣味でもガチでも)本気で始めたいと考えているならば、ビリヤード教室に通うことをオススメします。
おせっかいに困っていませんか?
ビリヤードを始めたばかりだと、頼んだわけではないのに教えてくれる方が一定数いらっしゃいます。善意だし、教えることに生きがいを感じているなというのは見ていてわかるので、温かく見守って欲しいなんてなかなか言えないですよね。
相手の言動を受入れないと、話が終わらないし、受入れたらそれが実行されるまで見られたりするので、ストレス感じてしまう方もいると思います。
(敏感に感じてしまう方のための書いた記事ですので、何にも感じておられないかたはそれで良いと思います。)
あなたが困っている原因はコレ
では、どうして親切にアドバイスをくださる方に対してストレスを感じてしまうのでしょうか。それは、人それぞれ言うことが違うし、価値観も違うからです。
初心者が困る理由の多くは、以下の3点ではないでしょうか。
- 人によってやり方が違う
- 価値観を押し付けられる
- 断ったら相手が気分を悪くするのではないかと言えない
1.人によってやり方が違う
フォーム1つにしても、人によって違います。我流でされてきて、変な癖がついているかたもいます。その癖を基準に話されても、初心者はそれが正しいのか誤っているのか判断することができません。せっかく教えてもらっても、人によって違うことを言われるのは混乱するし、ストレス以外の何物でもありません。
よく上級者が言われるのは、最初に変な癖をつけてしまうと、必ず壁にぶち当たるという話。
2.価値観を押し付けられる
「自分はこの方がいいと思う。」とひかない方と遭遇することがあります。終わりがなく堂々巡りします。その前提には、初心者だからあなたはまだ分からないだろうから教えてあげなきゃ!みたいな善意の塊があります。
自分の意思を伝えても、くみ取ってもらえないということ。
3.断ったら相手が気分を悪くするのではないかと言えない
一番の問題は、みなさんが好意でアドバイスをしてくれるということ。自分が失敗したなと思うこと、良かったと思ったことを教えてあげようと思ってしてくれていること。だから、はっきりと「困ったときに質問するので、暖かく見守ってください。」と言えないのではないでしょうか。
対価(レッスン費)の有無は責任の有無
冒頭で話した通り、基礎はレッスンで習うのが一番だと考えます。インストラクターから教わるのと、そうでない方から教わるのと、最大の違いは責任の有無です。
インストラクターは、ビリヤードを教えるプロです。だからレッスン費をとって教えているわけです。コストに見合った対価を提供しなければなりません。つまり、ビリヤードを教えるということに責任が発生しますね。
レッスン費用を払うということは、インストラクターと対等な関係にあるということです。
迷うくらいならレッスンを受けたほうが精神安定上良い
もし今、ベテランさんやビリヤードの経験者に教えてもらったけれど、なんだか違う…と違和感を感じているなら、きっぱりビリヤード スクールに切り替えちゃいましょう。
あれこれ悩むよりも、すっきりするのでストレスを感じることもないし、精神安定上良いです。
自分の形が決まってきてから、必要な時にビリヤードの先輩方にアドバイスをもらえばいいのです。自分で良し悪しを判断できるようになれば、上手く消化できるでしょう。
無理する必要はありません。それで壊れる人間関係なら初めから無くてよいのです。
いろいろ困ることがあれば、「インストラクターにこのように教わった。」と言いましょう。
同じインストラクターに基礎を教わるべし
フォームが安定するまでは、同じインストラクターに教わることをオススメします。同じインストラクターに教えてもらうメリットは3つ。
- 学習スピードや習熟度など継続してみてもらえる
- 得意不得意を理解してくれる
- コミュニケーションがとりやすくなる
です。
毎回、違うインストラクターに教わるのももちろん楽しいですが、はじめましてのたびに現状を説明しなければならなかったりと、その時間がもったいないように感じます。
同じインストラクターに教わるということは、自分の学習過程をみてくれているので、より適切なアドバイスをもらえます。
例えば、自分の仕事に置き換えて考えてみてください。自分の仕事を誰かに引継ぐとき、はじめてあった人に引継ぐのと、知っている人に引継ぐのとでは違いますよね。
ストレスを感じたら、負のパワーをストロークに生かせ
私もそうですが、自分が覚えたことって誰かに教えたくなります。覚えたことを教えるということはアウトプットにもなりますしね。だけど、それが自分にとって必ずしもベストなわけではありません。
もし、ストレスを感じたなら、そのストレスをストロークにこめましょう。
ストレスを全部綺麗にのせられたとき、撞く威力が増しますよ。